ヤシロのペット供養TOPペット終活事情犬と猫の健康診断 ~元気で長生きするために~

犬と猫の健康診断 ~元気で長生きするために~

2023.06.19
犬と猫の健康診断 ~元気で長生きするために~

一般的に、犬と猫は、人間の約4~7倍の速さで年齢を重ねていくといわれています。それだけ老化も早いため、我が子の健康管理が気になる方も、多いですよね。

 

そのため、最近では、病気の早期発見や治療、予防を目的とした、健康診断が広まっています。定期的に健康診断を受けることで、隠れていた病気が発見されたり、早めの対策につなげられたりと、とても大切な機会となっています。

 

見た目では不調がわからず、普段から元気だと、「まだそんな年齢じゃないから」「健康診断を受けるタイミングがわからない」という方も多いのではないでしょうか。しかし、「うちの子は大丈夫」と思っていても、知らず知らずのうちに病状が進行していたら、手遅れになってしまうかもしれません。
愛犬や愛猫に長生きしてもらうためにも、まずは、健康診断について、知っておきましょう。

 

今回は、犬と猫の健康診断について、ご紹介します。

ペットの永代供養墓

犬と猫の健康診断。その内容とは?

犬と猫の健康診断。その内容とは?

我が子が元気な状態でも、定期的な健康診断は必要といわれています。
病気の早期発見や治療だけではなく、元気なときの状態と、病気などで具合が悪い時の状態を、比較することができるためです。

 

ここでは、健康診断の内容について、みてみましょう。

【一般的な検査内容】

問診をはじめ、下記の検査を行います。
基本となる検査項目は、各動物病院によって異なります。年齢によっても推奨される検査項目が変わるため、最終的な検査項目は、かかりつけ医に相談して決めてくださいね。

 

・身体検査(視診・触診・聴診)

体重測定や、目で見て確認する視診、手でふれる触診、心臓音などを確認する聴診などを行います。

 

・血液検査

血液を採取し、貧血の有無、肝臓や腎臓の機能を調べます。

 

・尿検査

腎臓や泌尿器系、肝臓などを確認します。犬と猫に多い膀胱炎や糖尿病、腎臓病などの有無を検査します。

 

・便検査

寄生虫感染の有無や、腸内細菌のバランス、消化器系などを調べます。

 

・レントゲン検査

外からでは見えない骨や関節の状態、各臓器の位置や形などを確認します。

 

・超音波検査

各臓器の形や動き、血液の流れ、腫瘍や結石の有無などを判断します。

その他にも、口のなかを調べる口腔検査や、アレルギー検査などが含まれる場合があります。

【頻度】

犬と猫の年齢によって変わりますが、最低でも年に1を心がけましょう。

その後、シニア期に入ると病気が起こりやすくなるため、年に2~3回が推奨されています。

 

犬のシニア期は約710歳から始まるとされ、猫のシニア期は、約7歳からといわれています。シニア期のタイミングは、犬と猫の種類や、健康状態によっても異なります。

 

関連記事1:何歳から? シニア猫との暮らし方
関連記事2:どう変わる? シニア犬との過ごし方
関連記事3:元気なご長寿猫を目指そう。長生きのための環境づくりと健康管理
関連記事4:愛犬が長生きする秘訣は? フードの選び方や健康管理について

【費用】

受ける検査項目によって異なりますが、13万円程が目安となっています。
心電図検査などのオプション検査の有無や、体の大きさによっては、追加費用が発生します。
かかりつけ医などでは、従来よりも申し込みやすい価格になっていることもあります。

 

 

いずれにしても、検査内容や頻度、費用などは、持病の有無や年齢によって異なります。まずは、かかりつけ医に相談してみましょう。

★ヤシロのペット霊園近郊の動物病院★

・豊中市   モモ動物病院
・箕面市   箕面外院どうぶつ病院

ペットの健康診断の注意点

ペットの健康診断の注意点

ここでは、健康診断を受ける上で、気をつけたい点についてご紹介します。

・元気なときに行う

健康診断は、できるだけ健康な状態のときに、受けましょう。

元気なときの健康状態をチェックすることで、不調なときと比較することもでき、病気の早期発見へつながります。

・飲食の制限

健康診断は、事前予約が基本です。
検査前は、一時的な絶食や水分の制限をする場合があります。前日からなのか、数時間前からなのか、予約時に確認しておいてください。
もし持病があり、お薬などを服用しているときは、かかりつけ医に相談してください。

・尿検査と便検査

犬と猫の場合、検査にあわせて、尿や便をタイミングよく採れるとは限りません。
検査の何時間前から採ってもよいのか、病院で採尿することが可能か、確認しておきましょう。

・問診では、気になることは伝えよう

健康診断の問診は、主に飼い主が受け答えをします。普段から気になっていることは、ぜひこの機会に聞くようにしてください。

 

犬と猫は言葉が話せない分、飼い主が、普段の様子をきちんと伝えるようにしましょう。

・ペット保険について

一般的にペット保険は、ペットが病気になってしまったときの補償を想定しています。そのため、犬と猫が健康な状態で行われる健康診断については、補償の範囲外となるようです。
ただし、その検査の結果、病気が見つかった場合の追加費用や治療費などは、ペット保険の対象となる可能性が、高いといわれています。

 

持病が発見された後だと、ペット保険には加入できないケースもあります。
できるだけ飼い始めたタイミングで、ペット保険についても検討されることを、おすすめします。

我が子と長生きするために

犬や猫は、心身の変化や不調を、悟られないようにする生き物です。その弱みを攻撃されまいとする、防衛本能だともいわれています。
その分、飼い主が、定期的な健康診断に連れて行くことで、早期発見・治療へとつなげられます。

健康診断をうまく活用して、かわいい愛犬や愛猫と、楽しく過ごしてくださいね。

ヤシロのペット供養

「ここに決めて良かった」と思っていただける
心安らぐご供養を

  • ペット個別火葬
  • 手元供養グッズ
  • ペットのお墓
  • ペットと一緒に眠れるお墓