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ペットが亡くなった時にすること

2022.12.08
ペットが亡くなった時にすること

大切にしていたペットとのお別れは、想像したくないことの一つですよね。
深い悲しみのなか、何をどうするべきか、すぐに行動できない人も多いでしょう。

しかし、ペットの寿命は人間よりも短いものです。いつかお別れの日はやってくる…そう思えば、その時にうろたえないように、知識を得ておくことも必要です。
どんなお別れをしたいのか、どう行動したらよいのかを、知っておきましょう。

今回は、ペットが亡くなった時に何を考え、どうすればよいかを、ご紹介します。

ペット個別火葬

ペット葬儀・火葬

ペットが亡くなったとき、まずは、どのように見送ってあげたいのかを考えましょう。
ここ数年は、人間と同じようにご葬儀を行うケースが増えています。その場合は、ご自宅での安置(通夜)などを経て、ご葬儀にうつります。

火葬についても、自治体に依頼する場合、多くは死骸を産業廃棄物として処理します。なかには動物専用の焼却炉を持つケースもありますが、一般ゴミと同じ焼却炉で処分されることも珍しくありません

どのようなお別れをしたいのか、その方法や見送る場所など、ペットのご葬儀の種類について、代表的なものを紹介します。

ペット霊園での葬儀

ペット霊園での葬儀

火葬やお別れのためのセレモニーなど、充実したサービスが魅力です。
火葬は合同火葬や個別火葬、立ち合い火葬などがあります。個別火葬や立ち合い火葬ではお骨拾いができるケースが多く、骨壺に入れて持ち帰ることが可能です。

その他にも、ペットと一緒に入れるお墓や永代供養など、さまざまなプランが登場し、年々、人気が高まっています

ご自宅でのご葬儀

ご自宅でご葬儀を行う方法です。
ご家族だけでペットを偲んだり、ペットを知る友人を招いたりします。葬儀後は、移動火葬車や霊園にて火葬します。

また本格的なご葬儀を専門業者に頼むことも可能です。その場合、業者によって料金が異なるため、費用をよく確認しておきましょう。

ご葬儀・火葬をしない場合

ご自宅の庭に埋めるなどして、火葬はせず、ご遺体を土に還したいと願う人もいるでしょう。
しかし最近は自治体も厳しくなってきています。
小動物のご遺体はお庭に埋めることができますが、禁止している自治体もあります。
狂犬病などの疑いがない場合に限ったり、他の動物に掘り起こされないように禁止したりと規制が進んでいます。

いつでも見守れる場所に埋葬するのは理想ですが、場所や決まりなどを確認した上で、判断しましょう。

ご自宅での安置方法(お通夜)

ご自宅での安置方法(お通夜)

どのように見送るのかを決めたら、ご葬儀や火葬までのあいだ、ペットをご自宅で安置する方法を知っておきましょう。納得できるまで、お別れの言葉をかけてあげる方が多いようです。

ご自宅のなかで、できるだけ涼しい場所を選び、ご葬儀(火葬)までの時間を過ごしましょう。安置する際には箱や毛布などを用意しておくと、火葬場への搬送時に助かります

もし霊園などでペット葬儀をあげたい方は、ご葬儀前にセレモニー用の棺に入れ替える場合があります。ご自宅では仮の棺(お通夜用)として、箱を用意してあげましょう。

人間と違ってお別れ方に決まった形式はありませんが、ご遺体を清めてあげたり、生前に好きだったものを入れたりします。

①ご遺体を清めましょう

死後2時間くらいで硬直が始まるため、手足がつっぱったまま固まってしまわないよう、足を優しく折り曲げて寝かせてあげましょう。②で作る棺にうまく収めることができなくなってしまうからです。
まぶたや口も閉じてあげ、手足を胸の方に折り曲げます。

口や肛門から体液や汚物が出てくることがあるため、ご遺体の下には古いタオルやシーツなどを敷くとよいでしょう。
お湯で湿らしたタオルやガーゼで、全身をやさしく拭きます。顔や頭、肛門周辺も、ガーゼなどで綺麗に拭き取りましょう。

②お通夜や火葬にあたっての準備

お通夜の時に棺を作っておけば、火葬場へ搬送する時も、あわてることなく移動できます。祭壇を作る場合は、お花やお供え物、生前の写真などを飾って、お別れをしてあげましょう。

その際に必要なものをご紹介します。

棺に必要なもの

【段ボール箱】
できるだけ丈夫な段ボール箱を用意します。ペットの種類や大きさ、重さによって選びます。
寝かせた後は毛布をかけたり、生花を飾ったりするため、余裕をみてご遺体よりも少し大きめの箱を用意するとよいでしょう。

※ご遺体がおさまる大きさのカゴなどがあれば、代用しても構いません

【保冷剤】
小さなゲル状のものやアイスノンを用意します。保冷剤がない場合は、氷をビニール袋に入れて代用します。
古新聞やタオルなどで保冷剤を巻いて、ご遺体の下や周りに置きます。特に一番初めに腐敗が始まる腹部を、集中的に冷やすとよいでしょう。こうすることで、ご遺体を傷めずに運ぶことができます。

※保冷剤の数やサイズは、ペットの大きさによって判断します。亡くなった季節や、運ぶ際のお天気も考慮しましょう

【タオル、布、古新聞など】
箱の底に敷いたり、保冷剤をくるんだりします。新聞の折り込みチラシなどでも代用できます。
ペットにかけるものは、生前に好きだった毛布や敷物がおすすめです。

【生花など】
ご遺体の枕元や周りに、生花を入れて飾ります。いつも遊んでいたおもちゃなども、入る余裕があれば入れてあげます。
さみしくならないように、飾ってあげましょう。

※祭壇がある場合は、そちらに飾りましょう

③届け出の確認を

飼育に届け出が必要なペットは、亡くなった際にも届け出が必要です。犬の場合は死亡の届け出を提出し、生前に交付された鑑札を返却しなければなりません。

各自治体によって異なるため、問い合わせてみましょう。

納得のいくお別れを

納得のいくお別れを

ひと昔前、ペットは番犬などの実用性が求められていました。
しかし現在では、家族の一員として、かけがえのない存在になっていますよね。だからこそ、お別れを簡単にすませるのではなく、人間と同じように、十分なことをしてあげたいと願う方も多いはずです。

大阪で2つのペット霊園を持つヤシロでは、ペットのご葬儀・火葬で高い評価をいただいています。
お客様から、「きれいな所で見送れてよかった」や、「和やかな雰囲気のなかお別れができた」など、いつも感謝の声をいただいております。
ご葬儀からお骨拾い、永代供養など、皆様の理想を実現中!もちろん大切なペットと一緒に入れるお墓もございます。

大阪近郊にお住まいの方は、ぜひ一度、ご見学にいらしてください。

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